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死後、生き続ける作品

みなさん、こんにちは

ホットヨガ&コラーゲンスタジオAs御影店 Kurumiです

 

先月、作家のさくらももこさんがお亡くなりになられたという

哀しいニュースがありましたね。

自身をモデルにした国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」は私も、私の母大好きな作品で

りぼんっ子の私たちは漫画でも「ちびまる子ちゃん」を楽しんでいました。

 

そんな哀しいニュースをきっかけにSNS上に広がったのは

さくらももこさんの作品を称賛したり、お気に入りの一説を紹介する声。

 

さくらももこさんの文才ぶりを知っている今だからこそ強く思いますが

我ながら本当に愚かなことに、さくらももこさんのエッセイ等の著書は読んだことがなく

SNSで広がるさくらももこさんの魅力を目にし

読んでみたいという気持ちはとうとう抑えられなくなり古本屋へ駆け込みました。

 

幼い頃から古本屋にはよく行っており、

昔から入店して真っ先に向かうのは100円コーナー。

いつもは100円コーナーに数冊あったさくらももこさんの本は残り1冊になっていました。

どうやら皆考えることは同じようです。

後日、古本屋に勤めている友人と話したところ

ニュースがあった当日に何人もの人が買いに来たそうです。

 

そんなさくらももこ著書目当てで来た多くの客から免れ、

唯一残っていたさくらももこ著書は『ももこの世界あっちこっちめぐり』でした。

みんなももこには興味があって世界には興味がなかったのでしょうか。

もちろん私はその1冊を持ちレジへ向かいました。

 

読み進めていくうちに

さくらももこワールドに引き込まれクスクスと肩を震わせるときもあれば

読者として冷静に「こんな文章が書けるなんて…」と感心を震わせるときもあり

兎にも角にもさくらももこは天才だ。と感じ、

ももこがあっちこっちと行った国にはすべて行きたくなりました。

 

私がさくらももこさんの本を読み始めたきっかけは哀しくも死によるものですが

さくらももこさんの新たな作品に出合えたこと、

そしてそんな人がたくさんいることは素敵なことだと思います。

 

かのマイケルジャクソンもそうですが

才能ある人が「死」を通してさらなる偉大な人になる。

怖い・恐ろしい等のイメージが持たれる死が美しいものになる瞬間。すごく不思議です。

 

さくらももこさんの他の作品もすべて読んでみようと思います。

 

 

 

 

 

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