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骨と汗の関係

みなさん、こんにちは

ホットヨガ&コラーゲンスタジオAs御影店 村上です

 

地震、大雨、そして酷暑都市部の生活にありながら、

自然の脅威にさらされる日々が続いています。

 

被災された皆様へ謹んでお見舞い申し上げます。

 

まだまだ続く、暑い夏の日々、

お体の調子を崩さないよう、生活環境と体内環境をととのえて

健康で元気な夏を過ごしていきましょう!

 

汗をかいたら、水分補給と共に塩分を取ること

スーパーなどで様々な塩分補給キャンディーを見かけるようになり

手軽に摂取する意識も定着してきました。

同時に糖分の取りすぎも気になりますが。。

 

大量に汗をかき、水分を十分摂取しているにも関わらず、

のどの渇きが収まらない時は、塩をひとつまみ・・・

(食塩ではなくニガリのはいった天然塩がよいです)

ペロリと舐めると、ピタリとおさまります。

これは、私が以前、山登りの途中に大汗をかいて喉の渇きがおさまらず、

お腹がチャプチャプになるほど水を飲み続けていた時に、

山登りのベテランの方から教わりました。

 

汗をかくと、水分だけでなく塩分も欠乏しています。

それを埋めようと、身体は喉の渇きで水分を摂取し続けるのですが

水分だけでは体内の失われた塩分は補いきれず、

満たされるまでひたすら水分がぶ飲みを続けてしまいます。

塩分を補うこと、忘れないようにしましょう。

通常の状況であれば、梅干しやスポーツドリンクが良いでしょう。

 

生物には、体内の環境を一定の状態に保とうとする

『恒常性』という性質があります。

 

たとえば、氷点下の場所に移動しても、

しばらくは通常の体温を保つことができたり、

暑すぎる場所にいると、汗をかいて表面温度を下げようとします。

汗をかいて体内の水分が欠乏したら水を飲みたくなるように

生命を維持するための環境を体内で自動的に調節しているのです。

 

ちなみに、100ミリリットルの汗で、体重60キロの人の体温を

一度下げることができるそうです。

汗を拭かずに皮膚の上で蒸発するときに、

接している肌の熱を(気化熱)奪うためです。

 

汗の成分は主に、水分と塩分、微量のミネラル

(カルシウム、カリウム、マグネシウム)です。

夏場に一時間運動をすると、約1リットルの汗をかきます。

 

1リットルの汗をかくと40-80mgのカルシウムが失われるといわれています。

カルシウムが不足すると、骨がもろくなるだけでなく代謝が落ちて脂肪を蓄えやすくなったり、

脳の伝達にも使われるため、運動能力が落ちたり夏バテの原因に。

イライラすることもあるようです。

 

体内のカルシウムの99%は骨と歯にあり、

残りの1%が血液中にあります。

 

血液中のカルシウムはわずか1%ですが、

これが生命の維持や活動に重要な役割をしています。

 

出血を止めたり、神経の伝達や筋肉の収縮などがスムーズに働くようにサポートし

筋肉の緊張や神経の興奮を落ち着かせ、穏やかに導く作用があります。

脳に大切な信号を送る役割を担っているのです。

 

血液中のカルシウムが欠乏すると、

副甲状腺ホルモンが働き、カルシウムの貯蔵庫である骨からカルシウムを血液中に送り出し

血液中のカルシウム濃度を上げて体内の状態を保とうとします。(恒常性)

なので、即座に血中のカルシウムが欠乏して危機に陥ることはないとしても、

 

「体内の水分欠乏のどが渇いた」というような

自覚症状がないため、慢性的にカルシウム不足が続くと

骨量が徐々に減少して骨がもろくなってしまいます。

 

ミネラルは体内で作られないため、

日頃の食事で、こまめに摂取していきましょう!

 

 

カルシウムの豊富な食べ物

 

・牛乳やチーズなどの乳製品

・小魚などの魚介類

・ヒジキやワカメなどの海藻類

・豆腐や納豆などの大豆製品

 

*  *  *  *  *

 

連日の暑さのせいで、冷たいものばかり食べたくなる欲求を

おさえるのが大変な私ですが

栄養と睡眠をよくとって、夏もしっかり体を動かしていきましょう!

 

 

昨日の夕暮れの空。

自然が織りなす色彩って美しいですね

 

 

 

 

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